推し活での遠征・旅行の交通費を安く抑えたいなら夜行バスを検討している人は多いでしょう。
そこで夜行バスを初めて利用する人、イメージがよくない人に向けて、どんなものかを書いていこうと思います。
夜行バスを使う理由
夜行バスを使う理由はズバリ、値段の安さです!
大阪−東京移動は新幹線だと片道¥15,000ほどですが、夜行バスだと¥3,000〜とかなりお安く移動できます。
旅行・出張・推し活で現場にと多用する人で交通費を抑えたいなら夜行バスはおすすめ。
バスの予約の仕方
夜行バスを検索するなら「バス比較ナビ」というサイトがおすすめ。
バスに乗る日付・出発地・到着地を選択して検索すると安い順に表示してくれます。
他にも各旅行サイトから検索&予約できます。
ポイント付与・使用ができるのでよく使うサイトで予約するのもいいですね。
バスの値段
新幹線と違って、夜行バスはかなり金額に差があります。
主な要因は2つ。
利用する時期とバスの種類(設備)の違いです。
バスの種類は後述しますので、まず時期から。
週末、3月・8月・GW・年末年始など長期休み期間は高く5,000、6,000円〜くらいかなと思います。
平日、2月・10月・11月は安いように思います。
バスの種類・設備
シートの違い
まず横の列が4列シートか、3列シートかの違いです。
【4列シート】
■■ ■■
【3列シート】
■ ■ ■
※イメージ。空白は通路。
3列シート
3列シートには上記の他にも、
■ ■■
という配列があります。
また、カーテンで仕切るバスがあり、簡易ですが個人のスペースができることも。
■⌇ ■ ⌇■
※イメージ。⌇はカーテン。
カーテンの主導権は窓側の席にあります。
真ん中の席は開け閉めできないし、トイレ休憩の時に人が移動する気配をモロに感じます。
座席の前後にカーテンはありません。
車内でメイク落としやスキンケアをする際も気を遣う必要がなくて嬉しい。
3列シートの方が値段は高いです。
4列シート
4列シートはすぐ隣に人がいます。
友達と一緒なら気にならないかもしれません。
通路側の席はお手洗いに行く時、気を使わなくていいです。
窓側の席は窓に守られる事ができるので、人によっては寝やすいかもしれません。
過去に4列シートのバスに乗っていて、リクライニングしないタイプがありました。
だいたいは就寝時はリクライニングしてOKなのですが。バス会社の違いによるのかもしれないですね。
どの席がいい?
どの席がいいかは人によります。
・よくお手洗いにいくなら通路側
車内にトイレがあるバスだとトイレ近くがいいかもですね。
・3列シートなら真ん中以外の窓側の席
個人スペースがあっていいです。カーテンの主導権があります。
真ん中は車内を移動する人の気配をモロに感じます。
・少しでもバス代を安くしたい!
予約時に座席選択できる場合だと、3列シートで真ん中の席は値段が安めです。
設備
設備の違いには、トイレの有無、席で充電できるかどうか、他にブランケットや枕などがついているかがあります。
女性優先・女性専用車で安心
女性専用車はその名の通り1台まるまる女性のみ、女性優先(女性安心)は4列シートのバスに一人で乗車しても、隣の席は女性になるよう席順を組んでくれることです。確約ではないと記載されていますが、ほとんどの場合はそう手配してくれます。
こういった要素のあるなしで金額が微妙に変わってきます。
バスの予約は基本1ヶ月前から
バスの予約は基本1ヶ月前から開始します。
上記の値段が高くなる時期は席が埋まるのが早いので、早めに予約することが大事です。
車内での過ごし方
夜行バスは基本寝るためのもの。
そのため消灯後におしゃべり・スマホ・ゲーム・食事はできません。
しているとアナウンスで注意されてしまいます。
睡眠をとって翌日の本命イベントのために備えましょう。
夜行バスに持って行った方がいいもの
- 耳栓・イヤホン(コード付き)
消灯後のお喋りはNGなのですが、たまに二人連れの女の子たちが小声で喋ってることがあるんですよね。他にもいびきや歯軋りをする人もいますので、耳栓イヤホンは絶対もって行った方がいいです。コード付きをおすすめします。ワイヤレスは車内で落としてしまったら拾うのに苦労するし、充電も切れます。
- アイマスク
消灯後にスマホゲームはNGなのですが、やってる人いるんです。チラっと時計を確認するだけでも、近くにいると光で目が冴えてしまうので。
- ネックピロー
バスのシートは固いので、首が疲れてしまいます。人によりますが、もって行った方がいいと思います。
- 圧着ソックス
足のむくみ防止です。バスはリクライニングになっている席もありますが、基本は座っている姿勢なので、むくみます。
車内に持ち込める荷物は?
バス車内にはファスナー付きトートバッグやリュックくらいなら持ち込みはできます。
頭上の荷物置きに置くか、足元に置きます。
狭いバスで足元に荷物があると、窮屈な体勢になるので注意が必要です。
バス走行中は揺れるのでファスナー付きのバッグがいいですね。
貴重品は肌身に近い場所で保管するのがおすすめ。
薄手のサコッシュやコンパクトな斜めがけバッグにまとめるといいと思います。
スーツケース(キャリーケース)などの大きな荷物はバスのトランクルームに預けることがます。
車内や到着後の服装やメイクについて
時間と荷物に余裕があるなら、乗車前にリラックスウェアに着替え、メイクも落としておきます。
そのままの服装・メイクで乗車する人もいます。
でもできるだけ締め付けのない服装がおすすめ。
夜行バスの到着は翌日の早朝なので、イベントまでの時間に整えましょう。
事前にネカフェやサウナ、カプセルホテルを調べておくといいですね。
パウダールームを設けているバス会社があるので利用しましょう。
夜行バスを利用する当日の流れ~大阪-東京~
出発は夜なので、それまでにメイクを落としたり、できるならリラックスウェアに着替えたりします。近くのネカフェやサウナ、ホテルでシャワーを浴びる人もいます。
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受付をすませる(バス会社による)
(ラウンジがある場合など)
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バスの準備ができると集合のアナウンスがある
(この時に点呼・受付をする場合もあり)
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バスに乗り込み、出発
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乗車後、他の停留所を巡って全ての乗客が乗車後、利用のアナウンスがあり、その後消灯。
消灯までに寝る準備を整えます。
↓
寝る
↓
2、3時間おきにサービスエリアで休憩があります。
↓
寝る
↓
到着
大阪-東京だと出発22時台、到着6~7時台が多いです。
夜行バスのデメリットと注意点
とてもリーズナブルに長距離を移動できる夜行バスですが、デメリットもあります。
それは、とても疲れるということです。
バスはよく揺れますし、数時間ごとのSAトイレ休憩でアナウンスがあったりと、目が覚めてしまう事が多いです。バスのシートがあわないと寝付けないかも。
せっかくの本命イベントを体調万全でいどめないのはもったいない!
リトルKは栄養ドリンクとサプリで乗り切っていましたが、帰宅後の疲れがヤバイです。
疲れず快適に移動するには、やはりお金をだして新幹線を使うべきだと思います。
行きは新幹線、帰りは夜行バス、など組み合わせるのもいいかも。
まとめ
今回は夜行バス初心者が疑問に思いそうなことをまとめてみました。
夜行バスを使ってみたいけどどんなものか気になる、という人の参考になったら嬉しいです。